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2022年11月07日 2022年度 第5回糖尿病教室のご報告

日 時 :2022年10月20日(木)14:00~15:00(受付13時半~)

主な内容

1、効率よく脂肪を燃やす運動 理学療法士 井河

2、油と上手につきあうコツ 管理栄養士 花房・藤井
3、その他
・体重測定

スタッフ :外来看護師長 竹澤、理学療法士 井河、看護師 植地、健康運動指導士 岡永、

管理栄養士 藤井・花房(日本糖尿病療養指導士)、総務課、医事課、福岡医師(糖尿病専門医)
協力スタッフ :3階スタッフ、リハビリテーション科、栄養科
配布物 :クリーンデンタル、SARAYA マービーセット、タカラ料理のための清酒

 

 食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋・・・みなさんはどのような日々をお過ごしですか?
 宮地病院では先日、今年度 5 回目の糖尿病教室を開催しました。「体重が気になって」「揚げ物はどう食べたら良いか知りたくて」と参加者からご意見を頂きました。今回は“あぶら”に注目し運動と食事について学んだ 1 時間でした。
 まずは、井河理学療法士から棒を使った筋肉トレーニングを行いました。上肢、下肢それぞれの運動ポイントを一つずつ確認しながらすすめていきました。スタッフの声掛けに合わせ、みっちり 20 分トレーニングを行いました。息がはずむ程良い強度で、こまめに休憩をはさみながら参加者、スタッフ一緒に取り組みました。
 次に、食事療法では当院で提供している糖尿病食をモデルに、主食・主菜・副菜の分量を目で確認して頂きました。藤井管理栄養士からは、副菜(野菜)に注目し“糖尿病の食事療法のきほ ん”を復習しました。私からは、主菜のコロッケに注目し、食材の切り方、衣の種類の選び方を工夫し、油の量を減らす方法を紹介しました。じゃがいもの量にも目を向け、これから摂取頻度が増えてくるサツマイモ、栗、ゆり根も合わせて、1 日の適正量を確認しました。これらは、ごはんの仲間になるため、ご飯と一緒に食べる時は量を調整する必要があります。“2 口残す、減らす”を意識してみてください。
 「バランス良く食事をする事は、糖尿病の方が特別ではなく、皆が意識する事です。」植地看護師の締めくくりのあいさつで、今年度の糖尿病教室は終了となりました。年末年始に向け、体重や血糖コントロールが気になる方もいらっしゃるかと思います。この言葉を思い出して、日々の治療に励んで頂けたらと思います。
※感染症対策を行い、参加者・スタッフの体調管理に留意して開催しています。

                           (文:管理栄養士 花房)

 

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