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老化に伴うもの忘れ(記憶障害)と認知症の区分(鑑別)について

 患者様やご家族様から、物忘れと認知症の違いが分からないとの質問をよく受けます。そのため、このページでは、「老化に伴うもの忘れ(記憶障害)」と「認知症」の区別(鑑別)について説明します。

 

 もの忘れが気になり始めた時、「年のせいだろう」と思う反面、「いや、もしかしたら認知症になったのだろうか」などと心配になることがあるかもしれません。

 では、現在生じているもの忘れが、年齢相応のもの忘れ(正常老化によるもの忘れ)で、しばらく様子をみて問題ないものなのか、それとも認知症によるもの忘れで、何かしらの対応をしなくてはいけないものなのかをどのように判断したら良いのでしょうか。

 その際いくつかの注目すべき点が有りますが、今回は特に重要な二点に関してご説明いたします。
 まず一点目ですが病識の有無です。病識とは、自身にもの忘れの自覚があるかどうかという事です。もの忘れを自覚し、一人で外来を受診されたのであれば、認知症の可能性は殆どありません。逆にもの忘れ自体は軽くても、いやいや来院された場合、御家族に無理に連れてこられた場合は認知症の可能性が有ります。
 二点目ですが、認知症患者様の場合、出来事自体忘れていてそれを指摘しても強く否定する状態や、周囲の人の「古い事は良く覚えているが、新しい事を忘れてしまう」といった発言も参考になります。

 以上の鑑別点を表に示します。

老化によるもの忘れ 認知症によるもの忘れ
病識 あり なし
健忘(もの忘れ)内容の中心 一貫した軽いもの忘れ 新しい出来事ほど失われる
出来事自体の健忘(もの忘れ)の有無 なし あり

 

 以上、老化に伴うもの忘れ(記憶障害)と認知症の区別(鑑別)について簡単に述べました。また、認知症では、人格(性格)や嗜好が変わることもあります。

 

 その他気になることなどがあれば、ぜひ宮地病院にご相談ください

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