64ch/128スライスマルチスライスCT
宮地病院では、64ch/128スライスマルチスライスCTを設置しております。
64ch/128スライスマルチスライスCTは、下記のような特徴を持つ、CT機器です。皆様のご利用をお待ちしております。
最新・高性能なCT装置 64ch/128スライスマルチスライスCT
クラス最速の撮影スピードで”あっ”という間に検査が終了します
- 0.35秒/1回転の高速回転で64断面を一度に撮影します。胸部撮影も「いち・にの・さん」で終了します。
- クラス最速の高速撮影で1秒で最大18cmの範囲を撮影できます。5~10分以内で殆どの検査が終了します。
患者様の体格に合わせて無駄のないX線量で撮影します
- 患者様それぞれの体の厚みに合わせてX線量を制御します。
- 新しい被曝低減法で最大約80%被曝低減する機能を採用しました。
患者様に安心感を感じて頂く新しい仕組みを搭載致しました
- CT検査が初めての患者様には、トンネル上部のモニターでアニメ―ションを使っての検査のご説明が可能で安心して検査を受けて頂けます。
- 息止めの指示・検査のご説明は手話を用いたアニメーションでの表示や、10ヶ国語で表示が可能です。
- トンネルも今までより大きく、ベッドの幅も広いため圧迫感なくゆったりと検査を受けて頂けます。
体脂肪測定
かくれ肥満にご用心
肥満には、洋梨型といわれる皮下脂肪型とリンゴ型あるいはかくれ肥満といわれる内臓脂肪型肥満があります。かくれ肥満はBMIやウエストの長さではわかりません。
また、かくれ肥満はさまざまな病気の原因になるといわれています。
内臓脂肪から分泌される物質の影響で高血圧、高血糖、高脂血症が進行し、動脈硬化を引き起こす可能性が高いことが最近知られています。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞の原因です。このことからも過度な内臓脂肪は健康に悪いことがわかります。
体脂肪検査について
腹部CT画像から内臓脂肪と皮下脂肪の面積を測定し、色別表示します。
この体脂肪の測定値から内臓脂肪型肥満の診断を行います、自覚症状のあるなしにかかわらず、一度当院医師にご相談ください。
上の画像が体脂肪解析画像です。
赤:内臓脂肪
青:皮下脂肪
肺気腫測定
COPDとは?
主にタバコの喫煙や有害ガスの吸引が原因で、肺が慢性的な炎症を起こし、肺胞壁が破壊されたり気道が狭くなったりする疾患をCOPDと言います。
初期の症状が咳や痰、息切れといったごくありふれたものであり、本人も気付かないくらいゆっくりと進行していくため、重症になるまで受診しないことが大きな問題です。
COPDとCT検査
COPDにおける肺胞壁の破壊された領域は、CT検査によって、その広がりが詳細に把握できます。
当院では、最新型CT装置と測定ソフトを用いて簡単かつアドバイスをさせていただきます。
※詳しくは当院医師にご相談ください。