2021年05月19日 ロボットスーツ「HAL」を導入しました。
この度、HAL(Hybrid Assistive Limb)自立支援用下肢タイプProを導入いたしました。
原理と特徴
人が筋肉を動かそうとしたとき、脳、脊髄、運動神経を介して筋肉に信号が伝わり、筋骨格系が動作する。このとき、微弱な生体電位信号(BES:Bio-electrical signal)
が皮膚表面に現れる。HALは皮膚表面に貼り付けた電極を介してこの信号読み取り
それに応じ下肢を補助し装着者自身の脚での歩行や立ち座りなどの動作をアシストします。
使用目的と装着者条件
目的:装着者の立ち座りや歩行における下肢の運動を支援すること
対象者:運動を実施可能な人で、歩行・起立・着座動作に補装具や介助を要する人。
体格:(目安)
適応身長:160㎝~175㎝
体重:40㎏~100㎏
靴のサイズ:23㎝~27㎝
または大腿長、下腿長、腰幅など身体サイズが合い本品の装着が可能な方。
対象とならない方
・身体サイズが本品にあわない方
・立位・歩行練習の実施が適切でない等、医師が不適当と判断される方
・皮膚疾患等により電極の貼り付けが出来ない方
・著しい関節に変形のある方
注)体内埋め込み型の能動医療機器や電子装置(ペースメーカ)を使用している方
(HALの使用が可能か医師の判断が必要となります)