2019年11月27日 9/28 2019年度 NST(栄養サポートチーム)・嚥下委員会合同家族会のご報告
宮地病院では、「栄養・嚥下が出来れば全てよし!~令和を生き抜くために~」というテーマで、NST(栄養サポートチーム)・嚥下委員会合同家族会を、2019年9月28日に開催しました。
開催日時:2019年9月28日(土)13:30~15:00
開催場所:宮地病院 1階ロビー
参加者:11名
内容:
1、脱水症と水分・電解質管理 濱田医師
2、嚥下の基礎~フレイルと予防~ 宇都宮言語聴覚士
3、円背予防~食べたいものを食べ続けるために~
冨永理学療法士・江田作業療法士
4、嚥下食について 岡山管理栄養士
5、座談会・試食会
誤嚥予防と栄養について理解を深めて頂きたく、NST(栄養サポートチーム)・嚥下委員会合同家族会を年1回開催しております。
今年度は、『栄養・嚥下が出来れば全てよし!~令和を生き抜くために~』をテーマに開催致しました。
濱田医師からは脱水症と水分・電解質管理についてご講話頂きました。参加者からの質問を多く頂き、アンケート結果からも「よかった」との声が多く、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
言語聴覚士による嚥下の基礎では○・×クイズやVF検査の映像など、嚥下機能についてとても分かりやすく紹介されていました。
理学療法士・作業療法士からは、円背予防について、新聞紙を丸めた棒を使った簡単なストレッチや体操をご紹介致し、皆様と一緒に実践致しました。
管理栄養士からは、嚥下食の特徴や気を付けたい食材についての説明を始め、実際に当院で提供している食事を基に、どのように食形態を変更したら食べやすくなるかについてご紹介しました。また脱水症に関連付けて、必要な水分量やタイミングについてもご説明致しました。座談会では、通販で取り寄せ可能な嚥下食の試食を実施しました。
参加者からは、「これなら食べられる」「おいしい」など様々な意見を聞くことが出来ました。また食事や嚥下機能についてのご相談も多く、このような機会を通して今後とも地域の皆様に、貢献していきたいと存じます。この度は沢山の方にお越しいただき、ありがとうございました。