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2022年10月11日 2022年度 第4回糖尿病教室のご報告

日  時 : 2022年9月15日(木)14:00~15:00(受付13:30~)
主な内容 : 1、あしをみてみよう フットケア            看護師 植地

       2、果物の上手なつきあい方             管理栄養士 花房
       3、自宅でできる筋肉トレーニング        健康運動指導士 岡永
       4、その他
       ・体重測定 

 

スタッフ : 外来看護師長 竹澤、看護師 植地(フットケア)、健康運動指導士 岡永、
                      管理栄養士 藤井・花房(CDEJ)、総務課、医事課、福岡医師(糖尿病専門医)
協力スタッフ : 3階病棟スタッフ、リハビリテーション科、栄養科、栄養科実習生
配布物 : リケン素材力だし、フジッコ減塩ふじっ子、クリーンデンタル

 

 お買い物にいくと、店頭ではぶどう、梨、柿が並ぶ季節となりました。糖尿病の方は食べ物に一層注意をはらう季節でもありますね。宮地病院では先日、今年度4回目の糖尿病教室を開催しました。9月半ばにもかかわらず気温が30℃を超えていた日でした。
 今回は足に注目し、植地看護師より“フットケア”のお話、岡永健康運動指導士より“下肢の筋肉トレーニング”をみなさんと学んでいきました。
 「みなさん、自分の足は毎日見ていますか?」植地看護師の声掛けから教室は始まり、皆さんのドキッとした姿が印象的でした。足のセルフチェックをされている方は非常に少なかったです。糖尿病合併症にもふれながら足のケアの重要性をお話しました。そして、みんなで靴下を脱ぎ、チェックシートに従って足を確認しました。爪の切り方、靴の選び方、カイロの使い方など注意点を一つずつ確認していき、みなさんの真剣な眼差しが印象的でした。
 下肢の筋肉トレーニングでは、岡永健康運動指導士の声掛けに合わせ、座位、立位、椅子を使用したアレンジの幅が広い運動をみんなで取り組みました。運動療法のコーナーは毎回大好評で、アンケートからも「実践してみます」との意見が非常に多くみられます。ぜひ、継続して取り組んで頂きたいと思います。
 そして、美味しい果物が店頭に並ぶ季節…という事で、果物の話は欠かせません。管理栄養士から果物それぞれの適正量、組み合わせる時の注意点を中心にお話しました。口腔機能の問題や物価の上昇の影響もあり、缶詰やドライフルーツを摂取されている方が多かった事も分かりました。缶詰やドライフルーツは、ビタミンの含有量が少なく糖度が高いため、し好食品として取り扱います。社会情勢も考慮しながら指導内容を変化させる事が重要であると感じた場面でした。
 次回は、“効率良く脂肪を燃やす運動&油と上手につきあうコツ”をテーマにお話します。ご参加お待ちしています。
※感染症対策を行い、参加者・スタッフの体調管理に留意して開催しています。
感染症流行に伴い、急に中止となる可能性もございます。ご了承下さい。
(文:管理栄養士 花房)

 

20220915糖尿病教室① 20220915糖尿病教室②

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