2023年06月07日 2023年度第2回糖尿病教室のご報告
日時:2023年5月25日(木)14:00~15:00 ※ハイブリッド開催
主な内容
1、自宅でできる全身運動 理学療法士 井河
2、血糖値が上がりにくいお寿司の食べ方 管理栄養士 花房
3、その他(体重測定)
スタッフ : 外来看護師長 大田、理学療法士 井河、健康運動指導士 岡永、
看護師 植地(フットケア)、管理栄養士 藤井・花房(日本糖尿病療養指導士)、
総務課、医事課、福岡医師(糖尿病専門医)
協力スタッフ:3階スタッフ、リハビリテーション科、栄養科
配布サンプル:ヘルシーネットワークより
(減塩ドレッシング・醤油等の詰め合わせとパンフレット)
初夏の爽やかな気候と梅雨の湿気が入り混じる季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。宮地病院では先日、糖尿病教室を開催しました。
「糖尿病治療は制限する事ではなく、“このくらい食べて良い”“このくらい運動すると良い”と前向きに捉えていく事が治療へ繋がっていく」との外来大田看護師長の言葉を皮切りにスタートしました。
まず、運動療法では、新聞棒を使った運動方法を紹介しました。スタッフの声掛けに合わせて、積極的に取り組まれる様子が印象的でした。入院患者様も自室内で、無理のない範囲で体を動かされている姿が見られました。
次に、食事療法では、お寿司の種類毎に食べる目安量や栄養バランスの整え方について説明しました。「普段は食べ過ぎていた」との声やメモをとられている姿が多く見られました。また、お寿司には付き物である小袋の醤油やワサビ、甘酢生姜などの塩分量について、味噌汁何杯分に相当するかで具体的に示して説明しました。身近な食品に置き換える事で、どのくらい塩分が含まれているかの把握に役立っていれば幸いです。
今回の糖尿病教室終了後のアンケート結果では、満足度の項目において5点中5点満点という評価を頂きました。参加者の方々のニーズに合った内容であったこと、治療への意欲が高まっていることが伺え、良い教室にできたのだなとスタッフの励みにもなりました。
次回は、“くすりと上手に付き合うコツ、夏場の水分補給について”をテーマにお話します。ご参加お待ちしています。
※感染症流行に伴い、急に中止となる可能性もございます。ご了承下さい。
(文:管理栄養士 福田)